子供部屋の使い方。子供が小さい時は(上の写真のように)リビングと区切ることなく一体的に使う。成長に合わせ(下の写真のように)建具で仕切る。良くあるフレキシブルな対応です。しかし、子供部屋を全開しても、(間口の1/3程度が)建具の溜まりとして、ふさがっていることに違和感を感じていました。そこで、この住宅では子供部屋の3本引戸を階段室を通過して(写真では見えない)北側の子供部屋まで引き込む計画となっています。この距離が長い引戸は、LDKと階段室を区切る引き違い戸にも採用しています。頻繁に開け閉めしない場所で、この手法を使っています。上吊りレールを採用することで、床にVレールが長く残ることを避けています。
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