南側には隣家がそびえ立ち、採光もプライバシーも期待できなかった。そこで、住宅本体と切り離した壁を一枚立て解決できないかと考えた。構造的には一体だが、その壁と住宅との間は抜けていて、「ライトコート」となっている。空が見えるし雨も降る。ここに植栽し、住宅側に大開口を計画し、プライバシーが守られた開放的な空間を獲得した。横筋のサイディングはこれから白く塗装され、内部と一体化をはかる。
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