
【街と繋がるアウターリビングのあるSOHO】の竣工写真を紹介します。
この住宅は、平屋で切妻屋根の仕事場を南側に、半地下から2.5階へ半階毎にあがるスキップフロアーの居住空間を北側に配置し、この2つを繋ぐ形で大きな切妻屋根を架けました。働く場所と暮らす場所の間には、屋根のある半戸外空間を1.5階レベルに設けています。この半戸外空間はダイニングと一体に使うアウターリビングであるのと同時に、住まい手が街と緩やかに繋がる緩衝空間として計画しています。

建主の要望で、仕事場の外壁のタイルは妹島さんの「成城タウンハウス」の外壁。アウターリビングの床タイルは妹島さんの「葉山の小屋」の床と同じタイルになっています。また、内外の天井・軒天はロシアンバーチを(下見張り風に)貼っています。

敷地面積:138.81(㎡)
延床面積:138.61(㎡)
構造希望:木造2階建て(一部、半地下)
