「山のセカンドハウス」カッシーナの家具紹介

私は建築家として、“住まい”という器を設計することでライフスタイルを提案しています。「カッシーナ」は、家具やラグ、食器やアートをコーディネートし販売することでライフスタイルを提案しているのだと思います。

今回、機能を限定せず異なる空間の質を設計し、使う人が多様に変化する環境にあわせて居場所を移し、様々な空間体験ができる【山のセカンドハウス】で、事前の現地調査を経て「カッシーナ」の家具をレイアウトしてもらいました。「カッシーナ」がこの空間をどのように感じ、どのような家具を選び、どんな空間を描いたのか?家具やラグ、食器、アートをトータルでしつらえた世界観をお楽しみください。写真に写っている家具の紹介や私の感想も載せておきます。

また、「カッシーナ」のWelcome Homeで、「山のセカンドハウス」のコンセプトや今後の使い方などもインタビュー記事とともにご覧頂けます。是非、ご覧ください。

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天板の薄いダイニングテーブルはカッシーナ「NAAN」2mから3mまでエクステンションが可能

繊細な表情と堅固なフレームをあわせもつナーンは、2つのエッセンスを持ったエクステンション型テーブル。極限まで薄く仕上げた厚さはわずか10mmの天板は、カッシーナ社がこれまでに培った豊富な木工技術と、モダンインダストリアルのデザインを融合して実現しました。天板はオーク材とアメリカンウォールナット材を使用。化学変化により着色するという画期的な手法を取り入れることで、一般的なニス塗装に見られる人工的な見た目とは違い、自然な木目がそのまま活かされています。

ちらっと見えているのは、私も何軒か竣工した住宅に提案したこともあるカッシーナの「マラルンガ」

座り心地が良いだけでなく、背もたれの部分が可動し、ハイ・ローバックになるのが人気の秘密?

ヴィコ・マジストレッティによるソファの最高傑作のひとつです。1973年の発表当時は木枠が当たり前だったソファの内部構造に、モールドウレタンフォームを初めて採用し、ソファの常識を打ち破った革新的な作品。またシートごとに背もたれがハイバック・ローバックに変更できる機能と、美しい多面的なデザインが最大の特徴です。発売以来のベストセラーで、あらゆる環境・条件の空間にも調和し、素晴らしい座り心地をもたらすソファです。※ニューヨーク近代美術館所蔵作品

外部のデッキに置かれているのはイクスシーの「PRATO」シンプルで主張せず、チークなので耐久性抜群。

チーク材を使用したアウトドア用の家具シリーズ。芝生やグリーンのあるスペースに合うアウトドアアイテムとして開発されました。アームチェアとアームレス チェアは、幅、奥行き共にゆとりのあるサイズで設計されており、テーブルも椅子にあわせて余裕を持ったサイズです。オイルフィニッシュ仕上げにより、表面 に塗膜を作らず木が持っている本来の美しさや温もりを残しています。

中央左のおもちゃが置いてあるキューブはカッシーナの「LC14 カバノン」建築家・コルビジェが「母の家」でデザインした回転させて使えば椅子にもなる優れもの。

1952年、ル・コルビュジエが晩年を過ごしたカップ・マルタンの「カバノン(休暇小屋)」用にデザインされたスツール。
シンプルながらモデュロールを用いた寸法と、各コーナーの「ダヴテール(蟻ほぞ継ぎ)」と呼ばれる台形型のほぞ継が特徴で、木工職人の技術が際立ちます。取手を6面に備え、水平にも垂直にも使える、使い勝手の良いスツールです。仕様はチェスナット無垢材のナチュラル塗装仕上。

ラウンジチェアはカッシーナの「ウッドライン」弾力のある座り心地と持ち運びの軽さがGood

1949年N.Y.のMoMAで行われたインターナショナルデザインコンペティションからザヌーゾは耐荷重構造についての研究を重ね、1964年「WOODLINE(ウッドライン)」でその成果を発揮しました。円の幾何学様式に基づいた鋳型から発展させた木製版で、構造全体に規則的な精密さが感じられます。

写真右側のダイニングチェアはカッシーナの「スーパーレジェーラ」人差し指で持ち上がる軽さ1.7kg。デザインとともに感動です!

ジオ・ポンティによってデザインされたアームレスチェア。1952年から開発が始まり、1957年に完成するまで非常に長い歳月がかかりました。極限まで削ぎ落とされた幅18mmの三角形フレームと、重さ1700グラムという軽量の椅子は、堅固さと軽さを完璧なバランスで仕上げています。座の籐は手編みで、ひとつひとつ丁寧に作られ、発売から半世紀以上にわたって人気のロングセラーとなっています。

左側のアームチェアはカッシーナの「イコ」日本人はダイニングにいる時間が長いので、長時間座っていても快適なクッション性が高いもの、という要望にピッタリ!

2016年ミラノ・サローネで発表された、オラ・イトによる木製フレームのダイニングチェアです。Cassinaのアーカイヴを参照し、1950年代にイコ・パリージがデザインした814チェアへのオマージュとして、名前も「ICO」と名付けられました。すべて無垢材を使用しているフレームにはCassinaの卓越した木工技術が遺憾なく発揮されており、クラフトマンシップと最新のテクノロジーが合わさって生み出されました。アームレストは低めにデザインされているため、どのようなテーブルにも合わせることができます。

子供サイズの扱いもあるカッシーナの「ユトレヒト」カラフルなラインナップは建築家・リートフェルトのデザインを反映したもの。2、3個置くのが良いかもしれません。

1935年、オランダの老舗デパート「メッツ」の依頼で生まれたソファ。真横から見ると重心が低く、重厚感のあるガッチリとしたフォルムですが、正面、斜めからは軽やかにも見え、さらに独特のステッチが個性を際立たせています。硬質なデザインはファブリックの素材感で和らげられていますが、布地の張り合わせ部分の縫い目で、面のイメージが強調され「レッド&ブルー」と同様、ヘーリット・トーマス・リートフェルトの世界が表現されています。90周年記念の新仕様として、従来のステッチに加え5色のジグザグステッチが追加になりました。

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